小宮山洋子厚生労働大臣はマスコミの世論調査で消費税引き上げに55%が反対、社会保障と税の一体改革関連法案の今国会成立が良いと思うが37%にとどまっていることについて記者団から聞かれ「世論調査で、それはまあ、消費税を上げることがどうですかと聞かれたら、良くないという声が多くなるに決まっている」と述べ「社会保障目的税として、何とか消費税を増税することをご理解頂きたいとお願いしていることがまだ行き届いていないということ」と語った。
一方で、「色々な世論調査を見るとですね、全体の傾向として一時よりは理解するとの数字のほうが増えていると思っています」と国会議論や対話集会などを通して理解が少しずつ広がっているとの認識も示した。
そのうえで「何とか子どもたちにツケ回しをするのではなくて、今の世界では良いレベルにある社会保障制度を少しでも良くして、次の世代に手渡すのが私たちの責務だと思っていますので、ご理解を得られるよう、まだまだ努力が足りないということだと思いますので、一層力を入れたい」と理解が広がるよう努めたいとした。(編集担当:森高龍二)