iPhone6登場もAndroidに乗り換えたい人たち。理由は「アプリ」の差?

2014年10月13日 19:48

 転売のために列をなす中国人が世界各地で確認されたり、真偽不明ながら「6Plusは簡単に手で折れ曲がってしまう」「背面のロゴが傾いている気がする!」といった驚きの声もあがったりするなど、発売後もいまだ話題に事欠かない存在、iPhone6/6Plus。

 果たしてiPhone6はいまだ市場価値が高いのか。iPhoneのライバルのひとつにAndroidがある。マイナビは、iPhoneからAndroidに機種変更した人に対してアンケート調査を行った。

 iPhoneからAndroidスマホに変えて良かった点を聞いてみた。もっとも多かったのは、「欲しいアプリが多い(37.8%)」という回答であった。ついで、「使いやすい(29.6%)」、「デザインが良い(23%)」「操作性が良い(16.3%)」「ウィルスなどセキュリティの面で安心できる(8.2%)」「壊れにくい(9.7%)」「その他(5.6%)」なった。

 一方、iPhoneからAndroidスマホに変えて困った点を聞いてみた。もっとも多かったのは、「ウィルスなどセキュリティ面で不安(25.0%)」。ついで、「使いにくい(20.9%)」。「欲しいアプリが少ない(17.9%)」、「デザインが良くない(15.8%)」「操作性が悪い(14.7%)」「壊れやすい(7.1%)」「その他(12.2%)」となった。

 「アプリ」「デザイン性」「操作性」「壊れやすさ」「セキュリティ面」などについて、よいと思う人もいる反面、悪いと回答している人もおり、個人の感性によって真逆に割れた回答となった。

 ただし、パーセンテージでいえば、「欲しいアプリが多い」と答えた人は37.8%なのに対して、「欲しいアプリが少ない」と答えた人は17.9%にとどまっていることから、今回の調査対象となったiPhoneからAndroidに乗り換えた人たちは、アプリに関していえば満足度が高かったであろうことが伺える。

 しかしマイナビによれば、App StoreとGoogle Playにて提供されているアプリの総数自体はあまり差がないのだという。しかしユーザーが重視するのはアプリの数だけではない。スマホ選びは「使えるアプリ」の比重が大きいということのようだ(編集担当:堺不二子)