2閣僚辞任は国政停滞させないためのものだった

2014年10月24日 09:03

公明党の山口那津男代表は23日開いた党の中央幹事会であいさつし「週明けに2人の閣僚が交代するということが起きた。交代の主な理由は政治とカネをめぐっての疑惑を投げかけられてのものだった。そして、国会の審議に影響するなどから、この状況をいち早く解消し、国民の期待にそって、政権運営がしっかり前にすすむ状況を作り出すためという責任感から断行したものと思う」と国政を停滞させないための閣僚辞任だったとの受け止めを示した。

 山口代表はそのうえで「政治資金の取り扱いについては、我々もしっかりと足元を見直し、しっかり国政を進めていくことが大事だと思う」と緊張感を持って対応し、国民の信頼回復に努める必要を語った。

 また「地方創生国会、経済の好循環を作り出すための政府・与党の重要な取り組みをしっかりと進めていきたい」と協力を求めた。

 山口代表は、小渕優子氏が経済産業大臣を、松島みどり氏が法務大臣を辞職した際に、女性が輝く社会への象徴でもあったので大変残念だとしながらも、国会停滞など辞任はやむを得ないものとの受け止めを示していた。(編集担当:森高龍二)