民主党の岡田克也代表代行は２６日の都内の会合で「国会での議論なく物事を勝手に決めてきたのが安倍政権」と集団的自衛権に関する解釈変更、閣議決定や特定秘密保護法での強行採決など政府対応を例にあげ批判した。
岡田代表代行は特定秘密保護法について「所信表明演説でも何も言わずに法案が出てきて、最後は強行採決」と強調。
集団的自衛権に関する閣議決定についても「集団的自衛権の行使を認める閣議決定前に何度も国会で質問したが、最初は『今、学識者が議論しているから』、次は『公明党と与党協議しているから』と答弁しなかった。与党協議が整った時に国会は終わっていて、そして閣議決定した。安倍総理の得意なのはこういうやり方だ」と国会での自民の議席を背景に強硬に決めるやり口を批判した。
また岡田代表代行は「（安倍政権が続けば）この国のありようが大きく変えられてしまうのではないかと心の底から心配している」と危惧した。（編集担当：森高龍二）
