東日本大震災被災地に人と資材の集中必要

2014年11月27日 10:09

 民主党の枝野幸男幹事長は災害の復旧や災害に備える緊急工事を除き、東日本大震災の被災地復興に人や資材を最優先で集中させる必要があるとの考えを示した。

 枝野幹事長は「被災地に行くと人や資材が集まらず復興が進まないという悲鳴を耳にする」とし、「さまざまな公共投資が被災地復興の足かせとなっている」との認識を示した。

 また「安倍政権は(そのことに)気づいていないか、気付いても無視している」と述べた。そのうえで、枝野幹事長は「東日本大震災以外にも災害はあるので、それに備える緊急工事などはあるが、そうしたものを除けば、まずは東日本大震災からの復旧・復興に人も資材も最優先で、最大限投入する姿勢を持つべき」と被災地・東北の復興を最優先に取り組むことが求められているとした。

 また、「自公は300以上の議席を持っているのになぜ選挙をするのか、4年の白紙委任を得たいため。さらに4年間この政治を続けていいのか」と安倍政権への審判を求めた。(編集担当:森高龍二)