生活の党の小沢一郎代表は今回の総選挙の結果を踏まえた15日の記者会見で「野党がきちっとした受け皿をつくり得れば、300議席はいつでもこちらの側にかわる。間違いない」と自公政権に代わり得る受け皿づくりさえできれば政権交代は可能とし、受け皿づくりを進める考えを示した。
小沢代表は「野党は統一体をつくって選挙戦に臨まなければ勝てない。でなければ万年野党になってしまう」と現行の選挙制度が続く限り、政権交代を実現するためには野党が統一体を形成することが条件との考えを改めて強調した。
また、生活の党を離党し、民主党や維新の党から立候補、当選を果たした議員について「政治生命をつないで頂いて良かった。基本的なものの考えは一緒なので、大変良かったと思っている」と話した。
また、自公圧勝の選挙結果について「野党が統一できなかったこと」を最大要因にあげた。生活の党の多くの議員が議席を失ってしまったことには「私の不徳の致すところ」とし、「同士を失ったことは大変残念で申し訳なく思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)