維新の党の橋下徹共同代表は7日、地元での街頭演説で、身を切る改革に自民党の安倍晋三総裁と公明党の山口那津男代表は議員報酬3割削減に「テレビカメラの前でも賛成の手をあげなかった」と訴えた。
また月々100万円がすべての国会議員に支給される文書通信交通滞在費の領収書についても、「自民党と公明党だけは今も公開すると言っていない」とした。
橋下共同代表は「今回の選挙で、自民党と公明党だけの議員になれば、このようなことも全国民が認めたことになる。国民に消費税の10%を押し付け、年金額を下げるにも拘らず、国会議員の給料は25万円アップ。年額1200万円の文書通信交通滞在費には領収書を一枚もつけなくていいということを国民の皆さんが認めたじゃないかということになる」と懸念した。
また、橋下共同代表は「国民の皆さんに4月に消費税3%をあげて、年金を下げて、なぜ、国会議員の給料を25万円も上げなきゃいけないのですか。この5月から国会議員の給料は月額25万円上がってしまった。どこの党も何も言わない。言っているのは維新の党だけ」と強調。「国会のおかしいところ、永田町のおかしいところをいう議員が必要」とし、増税前に身を切る改革をすべきだと改めて強調した。
■橋下共同が選挙演説で議員報酬3割カットに手をあげたのは「私と志位さん(共産)と海江田さん(民主)の3人だった」と街頭演説されましたが、『生活の党の小沢一郎代表、次世代の党の平沼赳夫党首も賛同し、手を挙げておられました』。橋本共同代表に関する記事ですので、さきの記事に追加し、読者の皆様にご報告させて頂きます。
番組では安倍総裁はこの問題に発言もしなかった。山口代表は「身を削ることはあり得てもいいが、いきなりそれだけ(3割削減)をやってもパフォーマンスになる」旨を発言されました。海江田代表は下げ幅については議論する必要がある旨発言されました。志位委員長は「議員歳費は高すぎる。3割程度のカットは当然だ」と発言されました。(編集担当:森高龍二)