安倍外交に懸念 特派員協会会見で小沢代表

2014年12月07日 09:23

 生活の党の小沢一郎代表は日本外国特派員協会での記者会見で、安倍外交について「安倍総理は戦後体制に疑問を投げかけているというか、否定することになると思う。歴史認識についても、極東軍事裁判についても、あいまいに答えを濁す。こうしたスタンスを取っている限り日中、日韓関係を解決することは難しいと思うし、日米関係にもマイナス影響を及ぼすと心配している」と懸念を示した。

 定数是正・一票の格差問題についてイタリアの特派員の質問に答え「可能な限り平等にしなければならないと思っている。衆議院では2倍が一つの目安になっているが、国勢調査の人口に応じて第3者機関が選挙区の区割りをすべきだと思う」と答えた。参議院については「憲法を改正し、衆議院とは異なる性格付けをすべきだと思っている」と述べた。

 政権について、シンガポールの特派員の質問に、小沢代表は「野党が何党だ、俺の党だ、他人の党だと言っている限り政権は取れないと思う。このままの状態が続けば戦後15年体制ではないかといったことがある」と皮肉った。そして「野党の統一体ができていたら、安倍政権でなく、この選挙でも、その統一体を国民は選んでいたと思う」と野党の統一体ができていたら政権交代ができていたとの認識を示した。

 小沢代表は「日本人はもっともっと自己主張し、自分の考えに基づいて行動するが大事ではないか。自立した個人個人にならないと日本に民主主義は定着しないと思う」と懸念した。(編集担当:森高龍二)