政治家は複眼的思考と現場の視点必要 山口代表

2015年01月12日 18:34

 公明党の山口那津男代表は新成人になった大学生のインタビューに答え、国会議員は議場での質問が命だと議員になった直後に先輩議員から教えられたと紹介し、「国民が何を悩み、希望しているか、何が課題かを現場でつかみ、質問する。その裏付けがある主張こそが大臣や官僚を動かす」と話した。党のHPで紹介している。

 また、山口代表は国会議員には「現場を踏まえたきめ細かな視点で」現場の声を把握し、反映させることともに「そこにある問題が全国に、世界に、将来にどう関係するか幅広い視点を持つことも必要」と「複眼的な思考」が求められるとした。

 このほか、若者支援について聞かれた山口代表は「政治の役割は、経済を向上させ、就職先を増やすこと。経済再生を優先課題に位置付けている」としたうえで「生まれ育ったふるさとで家族や友人と充実した生活が営めるよう、地域に仕事を創り出していくことも、今の政治の大きな目標。女性が結婚して子どもを産み、職場を離れると復帰しづらい状況があるので、公明党は仕事と子育てや介護を両立できる一貫した女性のライフステージを応援する」と若者や女性への支援を語ったことを紹介している。(編集担当:森高龍二)