日韓関係改善の年にしたい 徐清源会長らに総理

2015年01月16日 09:44

 安倍晋三総理は15日、韓日議員連盟の徐清源(ソ・チョンウォン)会長らの表敬を受け「韓日議連は、長年にわたり両国の橋渡し役として大きな役割を担ってきて頂いた。徐会長の新たなリーダーシップの下で、韓日議連が今後とも重要な役割を果たして頂くことを期待している」と日韓国交正常化50周年にもあたる年だけに日韓首脳会談の実現も含め、戦略的互恵関係の構築へ環境作りにも期待を示した。

 安倍総理は「日韓両国は戦略的利益を共有する最も大切な隣国同士」と両国の関係を説明。そのうえで「課題があるわけだが、課題があるからこそ、対話を重ねることが重要」と理解と協力を求め「私は常に対話のドアはオープンとしている。こう申し上げているところ」として、日本の対韓国への姿勢を強調した。

 また、安倍総理は「今年は日韓国交正常化50周年に当たる年であり、本年を日韓関係の改善に向けた1年にしていきたい。このように思うし、私も朴大統領と共に実行するべく、努力していきたい」と日韓関係改善への思いを示した。(編集担当:森高龍二)