安保法制 真摯に協議尽くすよう期待 山口代表

2015年03月12日 07:51

 公明党の山口那津男代表は10日の記者会見で、記者団から、安全保障法制で公明党は新3要件のうち第2要件を法案で明確化するよう求めているがと聞かれ「我々が求めてきたことは、昨年7月1日の閣議決定とそれに関する7月14日、15日の国会での予算委員会集中審議での特に総理と内閣法制局長官の答弁をもとにして、それを適確に反映した安保法制をつくるべきということ」と強調した。

 山口代表は「政府・与党に求めているのは、その一環として与党協議の中で北側一雄副代表(党安全保障法制に関する検討委員会委員長)が問題提起していることなので、真摯に議論を重ねて協議を尽くして頂きたい」と語った。

 また、山口代表は記者団から戦後70年の総理談話に向けた有識者会議メンバーの北岡伸一国際大学学長がシンポジウムで安倍総理には総理談話に日本が侵略したということを入れてほしいとの考えを示したことについて受け止めを聞かれ「これから有識者の皆さんが議論されるわけなので、今後の議論を見守っていきたい」と、自身の考えについてコメントを避けた。(編集担当:森高龍二)