女子小学生の65%が動画共有サイトを見たことがあり、10%が「毎日、ほぼ毎日」見ていることが、KADOKAWAアスキー・メディアワークスブランドカンパニーの『子どもライフスタイル調査2015春』で分かった。同調査は2014年12月1日~2015年1月20日、株式会社角川アスキー総合研究所と共同で実施したもので、アスキー・メディアワークスの女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に実施。雑誌添付ハガキによるアンケートの回答者から、女子小学生を抽出して集計分析した。サンプルは合計390件、女子小1~3 年生268件、女子小4~6 年生122件。
動画共有サイトを見ているかどうか尋ねたところ、最多は「見たことはない」(33.6%)だった。一方、「週に1~2回(15.4%)」、「1ヶ月に2~3回(14.4%)」、「1ヶ月に1回以下(13.6%)」、「週に3~4回(11.5%)」、「毎日、ほぼ毎日(9.7%)」を合わせて、女子小学生の65%が動画共有サイトを見ていた。学年による差はほとんどなく、5人に1人は週に3回以上、動画共有サイトを見ている。見たジャンルを尋ねたところ、45%が「アニメ番組」と回答した。4~6年生では「ゲームの攻略や紹介」が40%と高く、次いで「音楽」が35%、「面白ビデオ」が34%と、1~3年生に比べて高くなっている。
1ヶ月の読書量を尋ねたところ、女子小学生の20.5%が「1冊~2冊」、18.7%が「3冊~4冊」、「20冊以上」も12%を占め、バラツキが大きい。「読まない」も7%いた。ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲については、女子小4~6年生の30%が「聴いたことがある」と回答。このうち7%は「毎日、ほぼ毎日聴く」と回答しており、一部の女子小学生には、ボーカロイドもかなり浸透しているようだ。
そんな女子小学生たちに「自分の興味のあるもの」を尋ねたところ、多い順に「ゲーム機・ゲームソフト」(61%)、「アニメ」(49%)、「スイーツ・お菓子」(47%)。女子小4~6年では、「キャラクター」(50%)、「音楽・ボーカロイド」(41%)も高かった。「恋愛」は下から2番目に低く、全体で12.1%、小4~6年で22.1%だった。(編集担当:北条かや)