「新年度に、新たな自分に変身したいと思う?」の質問に対し、「やや思う(49.1%)」「そう思う(30.7%)」を合わせた8割弱が「変身したい」と答えた。一方、「あまりそう思わない(16.9%)」「まったくそう思わない(3.3%)」と回答した人もいた。
変身したい理由について尋ねたところ、もっとも多かったのは「自信を付けたい(57.7%)」。ついで、「自分の気持を上げたい(54.8%)」「成長したい(49.2%)」と、「自分視点」の声が聞かれた。4位以降は、「仕事ができると思われたい(22.3%)」「モテたい(20.9%)「オシャレだと思われたい(20.1%)」等、他者の視線を意識しての回答がきかれた。それ以外では、「けじめを付けたい(15.1%)」「今までの自分が本当の自分ではない(6.2%)という」等。
もっとも変身したい箇所について尋ねたところ、1位の「外見(32.5%)」と2位の「性格(30.5%)」はほぼ同数に。ついで、「スキル(14.8%)」「人間関係(8.3%)」「環境(7.4%)」「仕事(4.6%)」「過去(1.4%)」となった。外見や性格、スキルといった自分自身に関することだけでなく、人間関係や環境など、自分をとりまく環境そのものも変えたいと考えているようだ。
新たな環境で「なりたいキャラ」について尋ねたところ、1位は「だれにでも合わせられる敵を作らない平和主義キャラ(18.1%)」。ついで「みんなから愛される天真爛漫ハイジキャラ(16.6%)」。3位以降は、「みんなから尊敬され頼られる良妻賢母キャラ(9.7%)」「みんなから憧れられる高嶺の花プリンセスキャラ(8.7%)」「女から愛される華やかマドンナキャラ(8.6%)」「男性が守りたくなる可憐なはかなげクララキャラ(7.9%)」「周りの視線は気にしない孤高の戦士キャラ(5.3%)」「仕事も遊びも常にみんなの中心姉御キャラ(4.5%)」となった。
なりたいキャラとして、性別を問わず親しみやすいキャラが上位を占める一方で、みんなの中心タイプや異性に好かれるタイプのキャラは下位となっている。調査では、「イマドキ女子の処世術は、『みんなに合わせて、敵を作らないこと?』」ではないかとしている。
回答期間は2015年2月10日~16日。調査対象は首都圏および関西圏在住の18歳~39歳までの女性1,067名。(編集担当:堺不二子)