民主党の蓮舫代表代行は16日の記者会見で、さきの統一地方選(前半戦)で、大阪府議会での民主の議席が「1」になり、大阪市議会では「議席もない」状況になったことに「相当深刻な事態だ」と語った。
蓮舫代表代行は「何をすれば信頼を回復していただけるのか。党本来の改革の政策をいかに届けていくか。急がなければならない課題」との受け止めを示した。
また「地域によって民主党への支援に温度差がある」ことをあげ、「その差を埋めるのは自身の最大の仕事」とし「当選した議員も地域による支援の差を埋め、信頼回復に努めてほしい」旨を語った。
蓮舫代表代行は前日の都内での街頭演説で「少子高齢化対策のための予算が法人税減税の財源になってしまった」と訴え「国民の生活と向き合う政治に変えなくてはいけない。子どもたちを生み育てられる社会づくりを選択するために統一地方選後半は重要だ」とアピールした。(編集担当:森高龍二)