民主は大阪府議会で1議席、市議会で議席失う

2015年04月13日 13:54

 大阪府議会で7議席あった議席が1議席に、大阪市議会で6議席あった議席がゼロと深刻な状況になった民主党。枝野幸男幹事長は統一地方選「前半戦」の談話を発表。談話では「選挙戦を通じて、地方に行くほど安倍政権に対する批判や危機感が着実に強まっていることを実感した」としながらも「厳しい結果となった地域では捲土重来を誓うとともに、来る国政選挙において民主党が受け皿となり得るよう、一歩一歩着実に党再生に向けた歩みを重ねていく」とした。

 ただ、「民主党は統一選を党再生に向けた足場を固める選挙と位置付けてきた」だけに、統一地方選前半戦での、特に大阪での選挙結果は深刻といえそう。

 枝野幹事長は「首長選挙では民主党が推薦した神奈川・奈良・鳥取・福岡の各知事選挙と札幌・広島・相模原の各市長選挙の候補者が当選した。与野党対決となった札幌市長選挙を制したことは大きな成果で、党再生に向けた足がかりを得たと受け止めている」としている。(編集担当:森高龍二)