総理の渡米前に沖縄県民の声届け、意見交換

2015年04月18日 23:50

生活の党の玉城デニー幹事長は20日から渡米し、日米安全保障体制での沖縄基地のあり方について米議会関係者らに沖縄県民の声を届けるとともに意見交換すると記者会見で語った。

 玉城幹事長は23日までの日程で渡米。「上院・下院の軍事委員長をはじめ軍事委員との面談を調整している」という。面談では「なぜ辺野古移設が進まないのか。なぜ多くの沖縄県民が辺野古移設計画に反対しているのか。どのようなことを行うべきであるのか。米関係者に県民の思いを汲み取っていただき、日米協議に付していただきたいと考えている」とした。

 今回の渡米について、玉城幹事長は「沖縄の多くの方から安倍晋三首相の訪米前に、県民の思いを伝えるため、訪米すべきではないかとの助言を受けた」としたうえで「衆議院議員、党幹事長の立場を踏まえて意見交換する」とした。

 安倍総理は26日から渡米の予定で、オバマ米大統領との会談や米国上下両院合同会議で、日本の総理としては初めて演説することになっている。(編集担当:森高龍二)