現在の仕事の満足度と転職への意向についてのアンケート調査が行われた。
「あなたは現在の仕事に満足していますか」の問いに対し、もっとも多かったのが「どちらかと言えば満足している(33.8%)」。ついで「どちらともいえない(30.8%)」、「どちらかと言えば満足していない(18.6%)」「まったく満足していない(11.2%)」「大変満足している(5.7%)」となった。
「あなたは現在の仕事にやりがいを感じていますか」の問いに対し、もっとも多かったのが「ときどき感じる(47.0%)」。ついで「あまり感じない(28.8%)」「まったく感じない(11.6%)」「感じる(12.7%)」となった。
「あなたはなんのために仕事をしていますか」の問いに対し、もっとも多かったのが「収入を得るため(73.2%)」。ついで「生活のため(62.8%)」「自分の成長のため(20.8%)」「達成感や生きがいのため(18.8%)」「自分の夢や希望を叶えるため(16.7%)」「プライベートを充実させるため(15.1%)」となった。
「仕事をする、仕事を選ぶうえで重視していることを教えてください」の問いに対し、もっとも多かったのが「安定した起業・職場であること(42.3%)」。ついで「長く勤められること(40.5%)」「やりがいがある仕事であること(36.0%)」「収入が多いこと(34.6%)」「自分のやりたい仕事であること(32.9%)」「休みが多いこと・取得しやすいこと(32.6%)」となった。
「あなたは今後転職をしたいと思いますか」の問いに対し、もっとも多かったのが「状況が変われば分からないが、現在は考えていない(29.3%)」。ついで「まったく考えていない(24.6%)」「なんとなく考えている程度(20.0%)」「考えているが、転職活動はしていない(18.9%)」「具体的に考えていて、転職活動中である(7.3%)」となった。
多くの人が現在の仕事に対して、満足しているわけでなく、やりがいもたまに感じる程度ではあるが、実際に転職を考えるほどではないようである。現実的には「収入」や「生活」のため躊躇する人が多いようだ。対象は20代から50代の会社員・公務員の男女、1200名。(編集担当:堺不二子)