日韓国交正常化50周年の記念行事が日韓それぞれの大使館が主催して22日に予定されているが、両国の首脳が出席しない見通しになっていることについて、民主党の岡田克也代表は19日、「韓国側がどういう事情で大統領が日本大使館主催の記念行事に出席しないのか承知していないが、韓国側がどうであっても日本は出席するというのが大人の対応ではないか。つまらないところで意地を張り合っている姿は非常に見苦しい」と安倍総理は韓国大使館主催の記念行事に出席すべきと提言した。岡田氏は出席するとしている。
岡田代表は「国交正常化50周年という記念すべき年、本来であればこれを機に両国首脳が会うことが望ましいが、それが出来なければ大使館主催の記念行事に出席するということは最低限するべきではないか」と語った。
岡田代表は「総理は集団的自衛権を巡る議論の中で北朝鮮の脅威を強調したが、そうであれば、日韓関係をいかに改善するかということに渾身の力を込め対応するべきでないか」と要請した。
岡田代表は「仮に朝鮮半島有事になった時、多くの日本人を日本に無事に移動させるためには韓国政府の協力がなければ出来ない。韓国側も在日米軍の協力がなければ対応できないという状況で、互いに依存関係にある。(両国首脳は)関係改善にしっかり対応してもらいたい」とした。(編集担当:森高龍二)