サラリーマンで副業をしている人は全体の14%であり、副業による収入帯で最も多いのは「20,001円~50,000円以内」であることがMMD研究所の調べで分かった。
ビジネスパーソン7,724名を対象に現在副業をしているか聞いたところ、「副業をしている」と回答した人が14%、「副業をしていない」と回答した人が86.0%となった。
副業を「している」と回答した1,085人を対象に、どのようなジャンルで副業をしているか聞いたところ(複数回答)「インターネットを使った副業」が49.4%と最も多く、次いで「飲食業」が7.7%、「販売業」が7.4%。以下、「飲食業・販売以外の接客業」が6.4%、「家事代行業」が5.7%、「内職・軽作業」が1.2%、「その他」が34.7%となった。
最多数であった「インターネットを利用した副業」を行っていると答えた536人に利用しているサイト・方法を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのが「株式投資」で23.7%。ついで「アフィリエイト」で23.1%、「FX」で20.1%となった。以下、「クラウドソーシング」が17.9%、「ネットショップ」が16.6%、「その他投資」が7.6%、「情報起業」が4.1%。「ドロップシッピング」が2.6%となった。
副業をしている1,085名を対象に、勤務している会社に副業の許可を取っているか聞いたところ、14.9%の人が「許可を取っている」と回答した。また、「許可を取っていない」と回答した人は40.6%、「許可を取る必要がない」と回答した人は44.4%だった。
副業での収入について聞いたところ、「20,001円~50,000円以内」と回答した人が18.5%と最多であった。ついで「10,001円~20,000円」が13.9%。「1,001円~5,000円」が13.8%、「50,001円~100,000円」が12.8%、「500円以下」が10.7%、「501円~1,000円」が7.1%となった。ちなみに「100,001円~200,000円以内」は5.4%、「200,001円~500,000円以内」は3.6%、「それ以上」の回答は1.7%。500円以下の人もいるものの、1割以上の人が10万円以上稼いでいることになる。
副業による定収入はサラリーマンにとってはある意味憧れ。しかしながら収入は500円以下から50万円以上と人によってかなり幅があるようだ。調査期間:2015年6月12日~15日。有効回答:7,724人。(編集担当:堺不二子)