参議院安保特別委員会の委員数を45人にすることで自民、民主の参院国対委員長が22日、合意した。これにより、衆議院では参加し発言機会のなかった生活の党や社民党も参加できる。
自民党は当初35人で提案していたが、民主党は良識の府として、参議院ではより多くの視点から審議することが必要と求め、自民が譲歩。野党全会派が参加する枠組みになった。これにより、今週にも委員会を設置し、週明けから安保法案の審議入りになる見通しになった。
特別委員会の規模については、前日の参院野党国対委員長会談で「特別委を設置するのであれば徹底審議が必要で、憲法に関する重要法案を審議するのにふさわしく、少数会派も参加できる規模にするべき」(共産)などの意見があがっていた。(編集担当:森高龍二)