オスプレイで防衛、外務、官房長官が情報を共有

2012年06月20日 11:00

 森本敏防衛大臣は19日、藤村修官房長官、玄葉光一郎外務大臣と閣議後に20分以上かけて米国でのオスプレイ墜落事故発生から今日までの経緯の概要説明を行い、情報共有を図ったことを記者会見で明かした。

 森本防衛大臣は「事故調査の結果が中間的なものであれ、日本側に届けられるよう、様々なチャンネルでアメリカ側に強く求めている」とし「まだ、届いていないので、届き次第、対応を関係閣僚と相談したい」と述べた。また、オスプレイの相次ぐ事故に沖縄県民らが不安と懸念を深めていることに対しても「重く受け止めている」とし、「事故調査の結果が最終的なものでなくても、日本側に通報してほしいと強く求めていく。その通報を待って対応しようと考えている」と語り、内容をみて沖縄県民の不安払拭にむけた対応をすすめていく考えを示した。(編集担当:森高龍二)