玄葉光一郎外務大臣はメキシコで19日未明に行われた日露首脳会談の意義について、「領土問題で大事なのは交渉においては首脳間の信頼関係が最も大事で、今回、首脳間の信頼関係構築の最初の一歩になったと思う」と語った。
そのうえで玄葉外務大臣は「日本とロシアお互いにとっての戦略環境が変わってきて、日露双方にとってあらゆる分野で協力を進めることが重要になってきているということを踏まえながら、同時に、最大の懸案は北方領土問題なので、北方四島の帰属を解決して平和条約を結ぶということをあわせて進めていくということが大切だ」とした。(編集担当:森高龍二)