元自民党副幹事長で、新党大地の鈴木宗男代表は週刊誌(週刊文春)の金銭トラブル報道を受け自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区選出)について、21日のHP(ムネオの日記)で「自民党は武藤議員本人の説明責任がない中で事実関係もはっきりしない内に簡単に離党を受理した。自民党として何故、武藤氏本人からきちんと事実関係を聞かなかったのか。武藤氏の話を聞いた上で離党届を受理するのが手続きではないのか。党としての姿勢が問われる」と事実関係を問わず、離党届を受理した自民党の責任を書き込んだ。
また鈴木代表は「何よりも武藤氏本人が公に何の説明責任、情報開示もしていない」とし「これは無責任極まりない。選挙という民主的手続きで選ばれ国会議員になった以上、何よりも大切なことは国民の代表であるということだ。この自覚をどこまで持っているのか」と武藤議員が公人として説明責任を果たすべきとしている。
また「武藤氏はツイッターで安保法制に反対するデモを呼びかける学生らのグループに『戦争に行きたくないじゃんという極端な利己的考え』と断じた。この武藤氏の言葉を、そっくりノシを付けて『何の説明もなく離党届を出したあなたは極端な利己的考えではないですか』と言いたい。武藤問題を軽く見ると自民党にブーメランとして返ってくることだろう」と自民党の対応や武藤議員の公人としての対応を問題視した。(編集担当:森高龍二)