維新の党の松野頼久代表は13日夜のNHK番組で、安保法案の扱いについて、自公との修正協議ができず、違憲の政府案のまま採決することになれば法案阻止へ民主党らと足並み揃えると断言した。
松野代表は「あくまで我が国を守るという、あくまで憲法の範囲内でということで、与党と(法案の修正)協議をしている。火曜日(15日)にまた協議するが、(憲法の範囲内という)我々の考え方が法文の中に取り入れられないのであれば、当然、憲法違反の法案を衆院で既に強行採決しているので、その状態ではとても認められない」とした。
松野代表は火曜日の協議結果次第で、民主党と足並みを揃え、安保法案の廃案へ全力であたることになるとした。
日本共産党の志位和夫代表は「野党6党(民主、維新、共産、社民、生活、元気)と1会派(無所属クラブ)で法案成立阻止へ、あらゆる手段を行使し闘うという事を党首会談で確認した。結束して阻止したい」とした。
また志位代表は「国会を取り巻く国民の声に耳を傾ける必要がある」と与党をけん制。「日本列島津々浦々で、かつてない(安保法案反対の)運動が起こっている。特に若い人たちが声をあげて立ち上がっているというのは日本の未来にとって大きな希望だ」と語った。(編集担当:森高龍二)