フロントフェイスとパワートレイン一新の改良新型プジョー208デビュー

2015年11月05日 08:23

画・フロントフェイスとパワートレイン一新のプジョー208デビュー

「208」は、2012年の発売以来、世界累計生産100万台を記録し、プジョー伝統のコンパクトハッチバックとしてゆるぎないポジションを確立している。今回、ザインにさらに磨きをかけ、新しいパワートレインを搭載し、より充実したラインナップに生まれかわった。

 プジョー・シトロエン・ジャポンはフロントフェイスとパワートレインを一新した主力モデル、プジョー「208」を、全国のプジョー正規販売網「プジョー・ディーラーネットワーク」にて、販売を開始した。

 「208」は、2012年の発売以来、世界累計生産100万台を記録し、プジョー伝統のコンパクトハッチバックとしてゆるぎないポジションを確立している。今回、フレンチテイストあふれるデザインにさらに磨きをかけ、新しいパワートレインを搭載し、より充実したラインナップに生まれかわった。

 エントリーモデルの「208スタイル5MT」にはじまり、6ATの主力車種「208 アリュール」、そして、最高出力208psを誇るホットハッチ「208 GTi by プジョー・スポール」までのワイドセレクションだ。価格は199万円から368万6600円。

 改良新型は、幅広のクローム加飾とグリル内アクセントで3D効果をもたらす新グリル、フォグランプを分離させた新デザインバンパーで、新しいカラーリングのツートーンヘッドランプでフロントフェイスを装備し、リアには、3DタイプのLEDリアコンビネーションランプを採用している。

 ハイパフォーマンスモデルの「208 GTi」および「208 GTi by プジョー・スポール」を除くすべてのモデルに、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015を受賞した1.2L 直3 DOHC「ピュアテック」ターボエンジンを搭載している。

 これは、最高出力110ps/5500rpm、最大トルク20.9kg-m/1500rpmを発揮する。「208スタイル5MT」を除く1.2Lエンジン搭載車には、最新の6速ATを組み合わせている。

 安全装備としては、「208スタイル5MT」を除くすべてのモデルに、5km/h~30km/hでの低速走行時に衝突の危険性を検知した場合、自動的にブレーキを作動させて追突事故を回避もしくは被害を軽減する「アクティブシティブレーキ」、縦列駐車時のステアリング操作をサポートする「パークアシスト」や後退時の障害物への接近を警告するバックソナーを標準装備する。

 エントリーモデルの「208スタイル5MT」のプライスタグは199万円。「フランス車」という「ブランド」に価値を見いだせる人ならば、この価格は実に刺激的なのではないだろうか。(編集担当:久保田雄城)