みんなの党の柿澤未途政調会長代理は安倍総理の所信表明について「安倍総理に最も求心力のある今のうちに、やりたいことを宣言してしまった方が良かったのではないか」と２８日夕のツイッターに綴った。
柿澤氏はその例として「日銀法の改正、ＴＰＰ交渉参加、道州制」を列記し、「一度、総理が言ってしまえば、やらざるを得なくなる。どっちつかずだと官僚の説明と族議員の働きかけでトーンダウンしてしまう」と安倍総理がやりたいと思っていることを公の場で表明した方が良かったのではとの考えを綴った。
また、演説全体の印象として「経済の危機。復興の危機。外交・安全保障の危機と体言止めで課題を並列するやり方、被災地でこんな人に会ったとエピソードを交える語り口、いずれも野田前総理の所信表明演説に良く似ている」と感じたとしている。（編集担当：森高龍二）
