来年度の政府経済見通しを歓迎 経団連会長

2013年01月29日 08:19

 日本経済団体連合会の米倉弘昌会長は28日、閣議決定された来年度の経済見通し(GDP実質2.5%程度の伸び、名目2.7%程度の伸び)について「何年かぶりに名目成長率が実質成長率を上回る見通しになっており喜ばしい」と語った。

 またメコン地域(ベトナム,カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオス)の開発について、米倉会長は「2015年のASEAN経済統合に資するもの」とし「工業化に向けた協力を考えていきたい」と期待した。特にミャンマーについて「民主化がすすみ、潜在的経済成長が期待される」とし、「官民首脳と意見交換をし、具体的方策を探りたい」と抱負を述べた。(編集担当:森高龍二)