「予算の1日も早い成立が最大の景気対策」総理

2016年02月08日 18:36

 自民党の谷垣禎一幹事長は8日の政府与党連絡会議後の会見で、安倍晋三総理から(1)北朝鮮ミサイル発射について、拉致、核、ミサイルの包括的解決に向け独自の制裁措置を検討していく(2)国会では来年度予算の1日も早い成立が最大の景気対策である(3)TPPの早期の国会批准・発行に向けた努力をしていきたいとの考えが示されたとした。

 また、谷垣幹事長は、安倍総理が(4)一億総活躍について10年のロードマップを作成していく(5)ロードマップ作成にあたっては、国民から意見をもらってプランを策定していく(6)国民から常に見られていることを踏まえて緊張感を持って政権運営にあたっていきたということだった、と語った。

 また谷垣幹事長は会議で自身は「TPPの早期発効に向けて国内手続きを本格化させ、そのなかで日本の成長と国民の豊かさにつなげていくことはもちろんだが、同時に農林水産業等の対策もしっかり講じていきたい」などを語ったとした。(編集担当:森高龍二)