玄葉光一郎外務大臣は30日夕の記者会見で、社会保障と税の一体改革で消費税増税を巡る野田佳彦総理と小沢一郎元民主党代表との会談が平行線に終わったことについて記者団からきかれ「おっしゃる通り平行線だったのではないかと思うが、だらだらこういう状況が続くというような感じはしておりません」と語り、「大切なことは国益を第一に考えて決断して実行すること。そのことに尽きるのではないか」と述べた。
また、玄葉外相は「私が政調会長だった時の昨年6月も一度決めています、一体改革については。12月にも決めています。今年になっても決めています。3回、党で決めていることを蒸し返しても仕方がないというのが私(大臣)の考え方であります」と述べ、党としての決定であることを強調した。(編集担当:森高龍二)