国土交通省は関越自動車道での高速バスツアーによる重大な事故を受け、津川祥吾国土交通大臣政務官の下に専門家らからなる「高速ツアーバスなどの過労運転防止のための検討会」を設置し、事故防止にむけた対策を検討することになった。
29日に初会合を開く。検討会では運転時間の基準や交替運転者の配置指針、点呼のあり方、運行管理体制などを検討していく。初会合では検討項目を明らかにしていくほか、検討スケジュールを決める。
検討会のメンバーは酒井一博公益財団法人労働科学研究所所長、小田切優子東京医科大学医学部講師、鎌田耕一東洋大学法学部教授、小島公平独立行政法人自動車事故対策機構理事、小田征一公益社団法人日本バス協会高速バス委員長ら17人で構成する。(編集担当:森高龍二)