参院選で扱い小さい改憲「常套手段」と岡田代表

2016年03月14日 13:36

 民主党の岡田克也代表は自民党が参院選挙公約で憲法改正について扱いを小さくしていることに「いつもの常套手段」と警戒した。

 岡田代表は「安保法制、秘密保護法もそうだった」とし「どこかに小さく書いておいて、公約したからやるということ。扱いが小さいからやらないということではない。国民を軽く見ている。何回も繰り返してきたやり方だ」との見方をした。

 また、原発稼働2030年代のゼロを目指すことについて「綱領にどう書くかはべつとして、中身が変わることはない」と明確にした。

 岡田代表は「2030年代原発ゼロの実現可能性については省エネルギー、新エネルギーの組み合わせで十分に可能と考えている」とするとともに「雇用問題は十分な配慮をしていかなくてはならない」との考えを示した。

 また衆参ダブル選挙を見込んだ衆院選挙候補について「いい候補を出せば十分戦える。本部も県連と一緒になって候補者擁立を急ぎたい」考えだ。(編集担当:森高龍二)