安倍晋三総理は2日の参院予算委員会で民主党の大塚耕平議員の質問に、憲法改正を「在任中に成し遂げたいと考えている」と答えた。
この日、大塚議員は「総理は在任中に憲法改正をしたいと思っているか」と質したのに答えた。
安倍総理は「自民党は今年結党61年を迎える。立党当初から憲法改正を党是として掲げている。私は自民党の総裁であり、さきの総選挙でも訴えている。それを目指していきたい」とした。
安倍総理は「憲法改正は衆参それぞれ3分の2の議席がなければ発議できない。我が党だけで3分の2をとるのは不可能に近い。自民党だけでなく、与党、さらには他の党の方々にも協力を頂かなければ難しい。在任中に成し遂げたいと考えているが、そうした状況でなければ不可能だろう」と答えた。これまで以上に憲法改正への思いに踏み込んで答弁した。(編集担当:森高龍二)