国土交通省は22日、スカイマークに対してさきの立ち入り検査の結果も踏まえて、安全対策について必要な対策を講じるよう厳重注意した。
これは、今年2月25日に同社が宮古空港進入時に最低降下高度以下の飛行を行ったのをはじめ、成田国際空港出発時に経路から逸脱したり、百里飛行場での滑走路誤進入など問題が相次いだことを受けて行ったもの。
同省が今月14日から16日にかけて行った同社への立ち入り検査では「運航乗務員による基本操作の不徹底、基準、規定等を遵守する意識の欠如」、「安全統括管理者を中心とする安全管理体制の不備」「社内の意思疎通が不十分」などの実態があったと指摘している。(編集担当:森高龍二)