公明党の魚住裕一郎参議院会長は20日のNHK番組で、参院選挙に野党5党が安保法制の廃止と立憲主義、民主主義、平和主義の回復を目指すとして選挙協力を強める中での戦いになることも踏まえてか、参院選挙にどう臨むのかと司会者にきかれ、冒頭に「平和安全法制(安保法制)は専守防衛をしっかり守ったうえで、整備させてもらったもの」と強調した。
また「北朝鮮の弾道ミサイルなどにもしっかり対処できる態勢をつくった。(安保法制は)あくまで、憲法の枠内であると認識している」と野党を強くけん制した。
あわせて「アベノミクスをさらに地方に、中小企業に波及させるとともに、社会保障の充実をしっかりやっていきたい」旨をアピールした。
自民党の溝手顕正参院議員会長は「アベノミクスをしっかり進め、経済をしっかりつくっていくこと、公明党とあい携え、福祉の問題をしっかりすすめていくこと」をあげ、この2点が特に重要との認識を示した。(編集担当:森高龍二)