衆院のダブル補選に全力 民進党の長妻代表代行

2016年04月01日 08:41

 民進党の長妻昭代表代行は31日の定例記者会見で「衆院北海道5区と京都3区のダブル補選に全力をあげる」と冒頭に語った。また、ダブル選挙が言われる中で「この補選の結果が相当大きな影響を与えることになる」とした。

 長妻代表代行は「この選挙に勝つことが安倍内閣の暴走を止めることにもなる」とした。また「あるべき社会像(格差の壁を打ち壊し、共に生きる社会・共生社会をつくるなど)を示す力も大きくなっていく」と次の参院選挙への弾みになることも視野に、勝たなければならないとした。

 また、来年度予算が成立したのを受けての安倍総理の記者会見の内容について「相当言いたい放題」との受け止めを示した。特に長妻代表代行は「総理は介護離職ゼロと言いながら、介護報酬を下げ、50万人の介護の受け皿を整備するとか、25万人の介護人材を新たに確保すると言いながら、要支援切りや介護報酬を上げない」と問題視した。

 また労働時間については「法律で残業時間を規制するところに踏み込んで頂きたい」とした。(編集担当:森高龍二)