自民党の谷垣禎一幹事長は8日の党役員会連絡会後の記者会見で衆院選挙制度改革に関して「党役員会では、7日に大島理森衆院議長の下で議長としての最終的なご判断が出た。自民党案と民進党案の2つを国会に提出して審議を行うこういうこと。公明党は自民党案に賛同いただいているので、今後、調整して与党案ということで出せるようにしたいと考えていると報告した」と語った。
谷垣幹事長は、そのうえで「来週、党内手続きを行いたいので、総務会、政調会それぞれよろしくお願いすると申しあげた」と語り、法案を与党案として提出したい意向を示した。
自民党、公明党はそれぞれ選挙制度改革を担当している細田博之自民党幹事長代行と北側一雄公明党副代表が同日に会談し、小選挙区定数については「0増6減」で法案提出するなどで合意した。来週金曜日(15日)に法案を提出する方針。(編集担当:森高龍二)