ジーユーエヌは、全国の20~60代の既婚男女500人に、夫婦の実態調査を実施した。その結果、20~30代の9割以上(90.5%)が「配偶者を愛している」一方で、40~60代は77.0%にとどまり、同様に20~30代の7割以上(71.0%)が「配偶者に甘えたい」一方で、40~60代は50.3%にとどまることから、若い世代の方が配偶者を愛しており、また甘えたがりであることが明らかになった。
しかし、20~30代の約半数(48.0%)が「甘え下手」と認識し、4割ほど(36.0%)が実際に「甘えていない」こともわかった。また夫婦間の「時間のあり方」でも世代差があり、20~30代の若い世代の方が「一緒にいる時間」や「会話時間」を「増やしたい」と考えている。(前者20~30代:37.0%、40~60代:16.3% 後者20~30代:42.5%、40~60代:19.3%)
加えて「二人の時間を何よりも大事にしている」は20~30代が77.5%、40~60代が62.7%、また「配偶者の趣味などを尊重し、個人の時間を大切にしている」は20~30代が77.0%、40~60代が84.4%と、若い世代ほど「一緒にいる二人の時間」を大切に、世代が上がると配偶者を気遣いながら程良い距離で接している実態が浮かび上がってくる。
夫婦間の「趣味」「波長」「性格」「会話」にも世代差がある一方で「価値観」に関しては差がほとんどなく、「価値観」は年を重ねても不変であることが見て取れる。
夫婦間で「一緒に行うこと」と「今後一緒に行いたいこと」を比べたところ、「運動をする」が今後で9ポイント増加し、今後のお互いの健康を気遣う姿勢が伺える。
若者夫婦が中年夫婦と比べてラブラブ傾向にある一方で、中年夫婦は配偶者への「愛」とは違った「気遣い」へ変化しているのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)