総選挙を要求しなかったことに唖然 自民元閣僚

2016年06月03日 14:34

ネット戦略アドバイザーで、元沖縄北方担当大臣の山本一太参院議員は安倍内閣不信任案の趣旨説明の際に「民進党の岡田克也代表が『総辞職だけを求め、解散総選挙を要求しなかった』ことに唖然とした」と解散総選挙を求めなかったことに「ここまで野党が弱弱しい」と懸念さえ示した。

 山本議員がブログに「今国会全体を振り返ってみても、総理や大臣が野党の質問者に厳しく追及され、追い詰められる場面はほとんどなかったように思う」と書き込み「野党4党から提出された内閣不信任決議案の趣旨説明に立った岡田民進党代表が『総辞職だけを求め、解散総選挙を要求しなかった』ことに唖然とした(苦笑)」と書き込んだ。

 さらに「民進党党首のこの『腰折れ感』はスゴい。(ガクッ)」と命がけで政権奪還する気概が感じられないとしている。

 山本議員は「死に物狂いで政権を奪還しようという覚悟も、意志も、迫力も感じられない。 ここまで野党が弱々しいと、『民主主義的にどうなのかな?』とまで思ってしまう。(苦笑)」と野党が不甲斐ないとの受け止めをうかがわせた。(編集担当:森高龍二)