不信任案回避を懇願?選挙になればリオの時期と

2016年06月14日 08:03

 舛添要一都知事は13日の都議会総務委員会で、知事不信任案提出の動きに「極めて重く受け止めている」としたうえで「都民、都議会のみなさんに伏してお願いがある」と切り出し「不信任案が可決されれば、法律上、知事を辞任するか、都議会を解散するか、いずれにしても選挙になる」と訴え、選挙の時期が「リオのオリンピック・パラリンピックの時期に重なる」ことを理由に不信任案提出回避を求めた。

 舛添知事は「知事として断腸の思いであるのは、次期オリンピック・パラリンピックの都市で、こうした選挙を、リオのオリンピック時期にやるということは、国家的大事業である2020年大会にとって、極めてマイナスだ」と訴えた。

 そのうえで舛添知事は「少しの猶予を頂きたい。私はすべての給料を辞退し、全身全霊で都民の為、都政のために働きたいと思っている」と議場で笑い声が漏れる中でも、一切表情を変えることなく、訴えた。

 舛添知事は「この時期を猶予頂き、そのうえで、都知事に相応しくないという判断を都議会の皆様がなさるときには、不信任案をお出しいただければと思う」と懇願した。

 不信任案を出される事態を招いた当人が、リオの時期に選挙が重なることが国益にマイナスになるとして、不信任案提出を回避、または提出時期に猶予を求める異例の事態になっている。(編集担当:森高龍二)