日本人の平均寿命 男女ともに過去最高を更新

2016年07月27日 18:30

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厚生労働省が27日発表した「平成27年簡易生命表」によると、日本人の男性平均寿命は『80.79年』、女性は『87.05年』と、前年より、それぞれ0.29年、0.22年長くなり、男女ともに『過去最高』を更新した

 厚生労働省が27日発表した「平成27年簡易生命表」によると、日本人の男性平均寿命は『80.79年』、女性は『87.05年』と、前年より、それぞれ0.29年、0.22年長くなり、男女ともに『過去最高』を更新した。

 簡易生命表は「日本にいる日本人について、平成27年1年間の死亡状況が、今後変化しないと仮定したとき、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標によって表したもの」。

 それによると、男女それぞれ10万人の出生に対し、65歳での生存率は男性が8万8784人、女性が9万4239人。率にすると男性が65歳まで生きる率は88.8%、女性は94.2%ということになる。90歳までの生存率は男性が25%、女性が49.1%だった。国別の平均寿命をみても、女性はトップ、男性もトップクラスについている。(編集担当:森高龍二)