石油市場安定へ緊密に連携 日米首脳会談で確認

2012年05月02日 11:00

 外務省は1日、日米首脳会談の概要を発表した。日米安保については「野田総理から先般の2+2合意は同盟深化に向けた重要な前進として高く評価する旨述べ、両首脳はこれを着実に実施していくことで一致した」としている。

 特に野田総理からは「海洋、宇宙、サイバーといった国際社会が共有する空間の安全保障の向上や共同訓練等を通じた自衛隊と米軍の運用面での協力の発展を促進していきたい旨述べた」とし「野田総理から横田飛行場の軍民共用化につき米国の検討を要請した」ことも発表した。

 経済面では「石油市場の安定のために両国が緊密に連携していくことの重要性について確認した」とした。(編集担当:森高龍二)