「総理のお友達だけの自己満足集団」内閣に酷評

2016年08月04日 06:08

 生活の党の小沢一郎代表は3日、第3次安倍第2次改造内閣について「年金運用に失敗した厚生労働大臣を留任、放射線への無知が露わになった環境大臣を横滑りと相変わらず理解に苦しむ人事で、論評するに値しないもの」と酷評した。

 小沢代表は「安倍内閣は、もはや総理のお友達だけの閉鎖的な自己満足集団となっている」とも指摘した。稲田朋美自民党前政調会長の防衛大臣起用や丸川珠代前環境大臣の五輪担当大臣への横滑り、高市早苗総務大臣の留任、塩崎恭久厚生労働大臣の留任、岸田文雄外務大臣の留任、石原伸晃経済再生担当大臣の留任などなどを指しているものと思われる。

 小沢代表は「一日も早くこの内閣を打倒することが、この国と国民のためになる」と断言し「来るべき総選挙に向けてしっかりと準備をしていきたい」と安倍政権を終わらせるために奮起する姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)