安倍晋三総理は5日、副大臣による初会議であいさつし「内閣最大の使命は『未来への責任』を果たすこと。大胆な改革なくして未来を切り開くことはできない。未来に向かって挑戦、挑戦、そして挑戦あるのみ」と副大臣に「改革に果敢にチャレンジしていただきたい」と指示した。
安倍総理は「世界経済が様々なリスクに直面している今、あらゆる政策を総動員してアベノミクスを一層加速し、デフレからの脱出速度を最大限引き上げていかなければならない」と冒頭に語った。
そして「事業規模28兆円を上回る力強い経済対策を決定した。秋の臨時国会には未来への投資を大胆に行う補正予算を提出する。先の参院選挙で得た安定した政治基盤の上に選挙で約束した諸政策を丁寧にかつ一層のスピード感を持って実現する。結果を出していかなければならない」と政策の実効を上げていく決意を表明。
「部下となる官僚との適切な信頼関係を築き、各府省の持てる力を存分に発揮できる環境をつくるよう」求めた。(編集担当:森高龍二)