ジブチなどで23日から日米連携で訓練

2016年08月23日 10:17

 統合幕僚監部、陸上幕僚監部、航空幕僚監部や陸上自衛隊、航空自衛隊の総数約150人が23日から来月1日まで、米軍との連携を強化するための初の在外邦人等の輸送訓練を実施する。

 ジブチ共和国や日本からジブチ共和国までの空域、国内の宇都宮駐屯地から小牧基地を結ぶ経路などが訓練エリアになる。

 統合幕僚監部は訓練の狙いについて「国外根拠地への展開と撤収の要領、現地での陸上輸送、航空機への誘導、退避行動、在外邦人等輸送等に係る自衛隊と米軍との連携、調整を訓練する」としている。

 また、9月3日から9日まで、米・中・韓・印・露・タイなど17カ国が参加し、タイで予定されているADMMプラス人道支援・災害救援などのための救助活動や医療活動、輸送活動の実動演習に統合幕僚監部と陸・海・空の自衛隊約210人が参加する。(編集担当:森高龍二)