小松基地視察で大臣の責任痛感と稲田防衛相

2016年08月13日 12:29

 石川県小松市にある小松基地を視察した稲田朋美防衛大臣は視察後の記者団の質問に12日、「日本海を巡る情勢は非常に厳しいものがある。日本海唯一の戦闘機の基地の重要性はますます高まってきている」との認識を示し「戦闘機訓練のための部隊も6月に配備されており、視察することができて大変意義があった」と語った。

 稲田大臣は「隊員の皆様が士気高く任務に就いておられる様子、また、スクランブルのアラームが鳴って5分以内にF-15を動かす訓練も見せていただいた。非常に緊張感を持って任務に当たっておられることを実感した。防衛大臣として自身の責任を痛感した」と語った。

 また、ジブチ視察については「海賊対処で非常にがんばっていただいており、困難な任務に携わっておられるので、頑張っている隊員の皆様を激励することができたらと思っている」とした。稲田大臣は13日、日本を立ち、15日にジブチを訪れる。(編集担当:森高龍二)