藤村修官房長官は北朝鮮ミサイル発射事案にかかる政府危機管理対応検証チームが4回の会合を経て26日まとめた検証結果を踏まえ、同日夕「政府としての危機管理の最大の使命は国民の安全の確保であることは云うまでもないが、それを考えるだけでは十分でない」と語るとともに「我が国の安全に影響のない場合において、いかに安心感を提供していくかという観点からの情報発信、これが若干、十分でなかったと思う」と政府としての情報発信のあり方に反省の弁を述べた。
そのうえで、藤村官房長官は「今回の検証結果を踏まえて、いささかの遺漏もないよう、安心感の提供という観点からも危機管理対応に万全を期していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)