民進党の江田憲司代表代行は14日の記者会見でムダ遣い解消プロジェクトチームを来週に発足させるとした。
江田代表代行はアベノミクスが自民党の支持基盤・利権や既得権益を守るための政策ではないのか、と疑問を呈し、「国会議員自らが先頭にたち、外部有識者の知恵も借りながら、事業仕分けの原点に戻り、一つ一つの事業の執行状況を徹底的に精査する」とした。
また肥大化した東京オリンピック・パラリンピックの開催経費、豊洲新市場の問題についても深掘り調査する考えを示した。
また「調査にあたっては、公益通報制度や目安箱などを活用し、広く国民の声を聞き、情報収集していく」としている。
メンバーは江田代表代行を座長に、山尾志桜里前政調会長ら衆参の議員19人で構成する。
江田代表代行は「蓮舫代表の直属機関のプロジェクトチームとして、1億円でも10億円でも100億円でも税金のムダ遣いを解消していきたい」と意気込みを示した。(編集担当:森高龍二)