自民党の二階俊博幹事長は2日の記者会見で「カジノ法案」について問われ「諸外国の状況等を調査するなど、いろいろやりながら関係者が熱心に取り組んできた問題なので、穏やかに収まればそれでいいという考えでいる」と感想を述べた。
また二階幹事長は「IRをやって観光振興につなげようなどという意見は、私は観光を今日まで進めてきた者として、何もIRに頼る必要はなかろうという気は個人的にはあるが、皆一生懸命やっていることだからいいじゃないかということです」と語った。
また安倍総理の在任期間が4日で中曽根内閣に並ぶことになるので、その受け止めをと記者団に聞かれ「常に慎重な国会運営、同時に対外的なことに対しては自ら積極的に足を運んで丁寧な外交を展開しておられる」と評し「地方の意見もよく聴かれる。私は、総理の懸命な取り組みに対して、それにふさわしい一般国民あるいは地方党員等からの支持が集まっているのではないかと思っており、順当な結果だと思っている」と語った。
安倍政権と中曽根政権の政権運営の共通点はとの記者団の問いには「一生懸命取り組んでいることでしょう」と述べた。(編集担当:森高龍二)