リース事業協会は2月のリース状況(調査対象企業227社)をまとめた。それによると2月のリース取扱高は3543億円となり、前年同月に比べ11.1%増加し、3ヵ月ぶりにプラスに転じた。
特に、土木建設機械が前年同月に比べ48.5%増加したのをはじめ、事務用機器が25.1%増、輸送用機器が22.7%増、医療機器が30.6%増、商業・サービス業機器が20.8%増、工作機械が17.8%増とそれぞれ2ケタの高い伸びをみせた。産業機械も9.7%増と堅調に推移していた。件数ベースでも13万6576件となり、前年同月に比べ9.4ポイント増加した。
また、昨年4月から今年2月までの累計では3兆9839億円となり、前年同期に比べ0.04ポイント増加していた。東日本大震災復興の本格化がリース市場を底上げしていきそうだ。(編集担当:福角忠夫)