総選挙対策「穏健な政治勢力連携に全力」野田氏

2017年01月10日 19:50

 民進党の野田佳彦幹事長は10日のブログで、「2017年、選挙イヤーを迎える」とし、日本においても衆院・解散・総選挙について「早ければ2月、遅くとも年末までには行われるのではないか」と年内解散は濃厚との見方を示した。

 野田幹事長は「特に、衆院選の場合は日本も偏狭なナショナリズムに陥ることのないよう、安倍政権に対抗して穏健な政治勢力が連携しなければならない。その実現に全力を尽くすことを年頭に誓いたい」と発信した。この書き込みからは、野田幹事長の頭に自由・社民との連携、共産とはできる限り協力の範囲での距離感が透けてみえる。

 選挙イヤーとしては、国内では総選挙以外に、野田幹事長の地元、千葉県で3月に知事選、6月に船橋市長選などがあるとし、夏には東京都議選も実施されると列記した。世界では4月~5月にフランス大統領選挙、秋にドイツ連邦議会選挙などを迎えることにも触れていた。(編集担当:森高龍二)